目次
はじめに
このブログはBSフジで今年(2020年)4月から放送されている激芯ゴルフ〜93期生への道〜のレビュー記事Part8です。
#11の放送でメイン出演された鈴木絢賀(あやか)選手について書いています。
激芯ゴルフとは?
「激芯ゴルフ」は日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)のプロテスト合格を目指す8名の女性ゴルファーを集めて、各々に密着するドキュメンタリータッチの番組です。
今年からJLPGAのQT制度が変更され、QTに出場できるのがプロテストに合格した正会員のみとなったため、その合否が今まで以上に彼女たちのゴルフ人生を左右することになりました。
そのため番組に登場する女性ゴルファーたちは真剣です。ガチです。TV番組にありがちな台本があるようには見受けられません。(実際のところはどうかわかりませんが、少なくとも私にはリアルに感じられます。)
そんな彼女たちの姿に心を打たれた私は何かいたたまれなくなって、その思いを一人でも多くの方と共有したいなと、ただその一心で言葉を紡ぐことにしたのです。
鈴木絢賀〜IMGアカデミー出身の誇りを胸にプロテスト合格へ〜
IMGアカデミーでの輝き
鈴木絢賀。1994年8月4日生まれの26歳。独特な声がチャームポイントの彼女。小学生からゴルフを始め中学卒業後は単身アメリカに渡り、男子プロの賞金王今平周吾選手やUSLPGAツアーでも活躍した宮里美香選手を輩出したことでも有名な、世界最高峰のスポーツ施設であるアメリカのIMGアカデミーに留学します。
アカデミーにてゴルフ漬けの生活を送った鈴木絢賀選手。大会で優勝すると校舎の壁に写真が飾られるそうで、それを目標に頑張ってきた彼女は見事にIMGジュニアゴルフツアーで優勝を勝ち取ります。念願叶い彼女の写真も校舎に飾られたそうです。
鈴木絢賀選手はその後アカデミー在籍時の見事な実績から、サンフランシスコ大学への推薦入学を決めました。まさにゴルフのエリート街道まっしぐらといった感じですね。
順調というよりむしろ贅沢なゴルフ人生を歩んできたように見える鈴木絢賀選手でしたが、大学4年の時に突如スランプに陥ってしまいます。ショットが曲がるようになり、どう当てるかわからなくなって調子が悪くなったとのこと。困り果てた彼女が助けを求めたのは・・?
ジョージ・ガンカスとの出会い
不調に陥って悩んでいた鈴木絢賀選手がInstagramで見つけたのは、あのGGスイングの提唱者であるジョージ・ガンカスコーチでした!直接インスタからガンカスコーチに連絡を入れたといいますから、肝っ玉座ってますよね^ ^
「GGスイングって聞いたことはあるけど、実際どんなもんなの?」って思っている方もいるかもしれません。そんな方達のためにガンカスコーチの愛弟子である鈴木絢賀選手が番組内でレッスン講座を行ってくれていたので、以下ご紹介しておきます。
今週放送の激芯ゴルフよりGGスイングの提唱者であるジョージ・ガンカスコーチから直接指導を受けた鈴木絢賀選手によるレッスン講座です。①上体は前にかがまず棒立ちのイメージ②スタンスはガニ股の方が良いとのことです。#GGスイング #鈴木絢賀 #ジョージガンカス https://t.co/3gQnfE2D5a pic.twitter.com/bhdt774ldy
— TAKA@ヴァーチャルゴルファー (@newgolforder) June 10, 2020
今週放送の激芯ゴルフより鈴木絢賀選手によるGGスイングレッスン講座の続きです。③ボール1つ分内側に腰を回転する④切り返しで沈み込む時に両足を外旋させる⑤テイクバックは伸び上がるイメージで。詳しくは下記より#11の動画をご覧下さい。#GGスイング #鈴木絢賀 https://t.co/3gQnfDL2dC pic.twitter.com/PgUlBQkY64
— TAKA@ヴァーチャルゴルファー (@newgolforder) June 11, 2020
まだ完成形とはいえないものの、このGGスイングによって救われて不調から立ち直った鈴木絢賀選手。体とクラブの一体感が増してショットが曲がらなくなったそうです。
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パッティングの課題を解決へ
ショットの悩みはひとまず解決したものの、鈴木絢賀選手はパターにも悩みを抱えていました。そんな彼女の近くに現れたのはパッティングコーチの南秀樹プロ。過去に南コーチの指導を受けに香川県まで車を飛ばしていったこともあるという彼女は早速指導を受けることに。ガンカスコーチの時といいゴルフに対する熱烈な思いを感じさせます。
南コーチも彼女の存在を覚えていてコーチングはスムーズに進んでいきます。以前教えてもらって良くなっていたのに内容をだいぶ忘れてしまったという彼女の練習の様子を見ながら、「(パッティングの)軌道が気持ち悪い」という彼女の訴えに応えていきます。
今週の激芯ゴルフ#11での南秀樹コーチによるパッティング指導メモです。①目線はボール、意識は出玉のライン②バックスイングはカップ方向から引っ張るイメージで③グリップはハンドファーストでOK。これから帰って子供が寝てからゴルサバ見ます!#激芯ゴルフ #南秀樹 https://t.co/3gQnfE2D5a pic.twitter.com/UCDfpnKmqV
— TAKA@ヴァーチャルゴルファー (@newgolforder) June 12, 2020
ハンドファーストだと「プッシュする気がして怖い」と自分の感覚を正直に伝える彼女に、南コーチは体を動かすことの大切さを説きながら更に指導を続けていきます。彼女も徐々に以前に受けた指導の内容を思い出しているようです。
今週の激芯ゴルフ#11での南秀樹コーチによるパッティング指導メモ続きです。④バックよりフォローを大きく⑤スタンスは首の幅3つ分が基本⑥下半身に力を入れグリップを握る力は軽く⑦正しいアドレスは左の股関節に力を入れつま先重心 #激芯ゴルフ #南秀樹 #鈴木絢賀 https://t.co/3gQnfDL2dC pic.twitter.com/7JBxUDdAaS
— TAKA@ヴァーチャルゴルファー (@newgolforder) June 13, 2020
すっかりパッティングのコツを取り戻したように見える彼女。久しぶりに会って恥ずかしかったとはいうものの「さすが、南秀樹プロ」と話していたのが印象的でした。
おわりに
アメリカでの生活が長いこともあってか、フランクで物怖じしない鈴木絢賀選手。性格は確かにプロ向きと言えるかもしれませんが、今の女子プロゴルフ界で彼女の年齢(25歳)はすでに中堅どころ。残された時間は決して長くはないのが現状です。
当然本人もその自覚はあるでしょうから、今年のプロテストにかける意気込みは並々ならぬものがあるはずです。ぜひIMGアカデミー出身の誇りを胸に合格を勝ち取ってほしいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!